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教皇の意向:希望の巡礼者 (12月)

聖アンデレ使徒(11/30)

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人間をとる漁師にしよう

マタイ4:19
集会祈願

🌸 第一朗読 (ローマ10.9-18)

  9〔皆さん、〕口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。 10実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。 11聖書にも、「主を信じる者は、だれも失望することがない」と書いてあります。 12ユダヤ人とギリシア人の区別はなく、すべての人に同じ主がおられ、御自分を呼び求めるすべての人を豊かにお恵みになるからです。 13「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」のです。
 14ところで、信じたことのない方を、どうして呼び求められよう。聞いたことのない方を、どうして信じられよう。また、宣べ伝える人がなければ、どうして聞くことができよう。 15遣わされないで、どうして宣べ伝えることができよう。「良い知らせを伝える者の足は、なんと美しいことか」と書いてあるとおりです。 16しかし、すべての人が福音に従ったのではありません。イザヤは、「主よ、だれがわたしたちから聞いたことを信じましたか」と言っています。 17実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。 18それでは、尋ねよう。彼らは聞いたことがなかったのだろうか。もちろん聞いたのです。

🌸 答唱詩編 詩編19 典147 ①②

アレルヤ唱 典277(聖アンデレ)

🌸 福音朗読 (マタイ4.18-22)

マタイによる福音

 18イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、二人の兄弟、ペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレが、湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。 19イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。 20二人はすぐに網を捨てて従った。 21そこから進んで、別の二人の兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、父親のゼベダイと一緒に、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、彼らをお呼びになった。 22この二人もすぐに、舟と父親とを残してイエスに従った。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 先日の日曜日、待降節に入ったばかりですが、今日は使徒アンデレの祝日となっております。マタイ福音書によれば、アンデレはペトロの兄弟で、「人間をとる漁師にしよう」と主イエスから声をかけられ、すぐにもち船を捨てて、主イエスに従ったとされています。

 しかし、ヨハネ福音書は、アンデレについて違った姿を伝えています。彼は洗礼者ヨハネの弟子の一人でした。ヨハネから「神の小羊」と紹介された主イエスに出会い、「どこに泊まっておられるのですか」と問いますと、「来なさい、そうすればわかる」と言われ、ついてゆき、「その日はイエスのもとに泊まった。午後四時ごろのことだった」とまで記します。そして、翌日、すぐに兄弟ペトロのところに行き、「わたしたちはメシアに出会った」と語ります。これは素晴らしい福音宣教者の姿が描かれている様な気がします。

 主イエスとの予期しない出会いによって、人生が変わります。それは、わたしたちも経験することではないかと思います。今日の福音書を読んでみますと、受け止めていただきたいことばは、主イエスが19節で言われているように「わたしについてきなさい」と招いておられるということです。「わたしについてきなさい」。この招きのことばを真剣に受け止めることができますように祈りましょう。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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